
オンライン英会話の中でも「短期間で英語力を上げたい人」に人気の学習法、カランメソッド。
私もネイティブキャンプでこのカランメソッドを2週間続けてみました。最初はスピードについていけず焦りましたが、続けるうちに耳と口が少しずつ慣れ、英語を返すスピードが上がったのを実感しています。
今回は、その体験談とともに、カランメソッドの特徴、授業の流れ、費用、メリット・デメリットまでまとめてお伝えします。
1. カランメソッドとは?
カランメソッド(Callan Method)は、1960年代にイギリスで開発された英語学習法です。
通常の英語学習よりも4倍のスピードで習得できると言われ、ヨーロッパを中心に世界中の語学学校で使われています。
特徴はとにかくテンポが速いこと。講師が次々と質問を投げかけ、生徒は即座に答えます。間違えてもその場で講師が正しい答えを言い、学習者はそれを真似して答え直します。
日本語は一切使わず、英語だけで授業が進むため、英語を日本語に変換するクセを減らす効果があります。
2. ネイティブキャンプでの授業の流れ
ネイティブキャンプのカランメソッドは次のように進みます。
- アプリやPCでカラン専用教材を選択
- 講師を予約(カランは予約必須)
- レッスン前半は前回の復習、後半は新しい内容
- 講師の高速質問に即答、間違いはその場で訂正
コツはとにかく止まらないこと。
発音や文法が気になっても、スピードを崩さず答え続けることが求められます。
3. 費用について(基本料金・予約コイン)
ネイティブキャンプの月額料金は7,480円(税込)で受け放題ですが、カランメソッドは予約必須です。
予約には「コイン」が必要で、講師によって差はありますが100コイン(1コイン=約200円)前後かかります。
教材は電子テキストの購入(約2,200円/ステージ)か、無料の画面表示を利用可能です。
毎日受ける場合はコイン代がかさむので、まとめ買いで割安にするのが賢いやり方です。若しくはカランメソッド受け放題オプション(4,900円)が用意されています。

4. おすすめできる人(メリット・デメリット)
メリット
- 英語を瞬時に返す「反射力」がつく
- リスニングの耳慣れが早くなる
- 発音や文法の癖をすぐ修正してもらえる
- 短期間で英会話のテンポが改善される
デメリット
- スピードが速く初心者にはハードルが高い
- 自分の考えを自由に話す時間は少ない
- 予約コインのコストが追加で必要
- 同じ練習を繰り返すため単調に感じることも
5. カランメソッドを2週間受けた感想と効果
最初の数回は本当に大変でした。
講師の質問が速すぎて頭が真っ白になり、答えられないこともしばしば。
しかし3〜4回目くらいから少しずつ慣れ、質問を聞くと自然に口が動くようになりました。
感じた効果はこんな感じです。
- 英語を日本語に変換せず返せるようになった
- 知っている単語や表現がとっさに出やすくなった
- リスニングの反応が速くなった
- 文の語順に頭が慣れてきた
特に「とっさに返す力」は、2週間でも確実に伸びたと感じます。
6. 基本的な英語知識があった方が有利
カランメソッドは初心者でも可能ですが、中学英語レベルの基礎知識があると効率が上がります。
- 時制、疑問文、否定文などの文法
- よく使う動詞や前置詞の意味
- 基本的な発音ルール
基礎があると授業中に意味を考える時間が減り、テンポについていきやすくなります。
7. まとめ
ネイティブキャンプのカランメソッドは、短期間で英会話の反応速度を上げたい人におすすめです。
2週間でも「英語を即答する力」と「耳の慣れ」を実感できました。
「海外旅行でとっさに英語を返せるようになりたい」「仕事で英語対応をスムーズにしたい」という方には、費用以上の価値があります。
スピードについていくのは最初きついですが、慣れれば面白く、成長を感じられる学習法です。
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