Co-op留学を実際に経験して
コロナウィルスが広がっている最中に決心した留学。英語を勉強していて、いつか海外に行ってみたいと思うようになり行動を起こした結果です。最初に描いていた想像は色んな外国人(カナダ人も含む)と会話を流暢に話しながら毎日を生活している想像をしていました。Co-opの授業を受けるには高い英語力が必要でした。私の場合デジタルマーケティングのコースを選択したので、IELTSの試験で6.5、TOEICスコア850点のどちらかが必要でした。これらの二つをの証明を持っていない場合学校が用意している学力テストを自宅でパソコンを使って受けることができます。結果によってCo-opへ直接入学の不可が決まる仕組みがあります。
そんな高い能力がなかった為、学校の用意した試験を受けることにしました。………..結果はご想像通り、直接入学はできませんでした。それでも学校が用意している語学学校に通って、英語力をあげれば進学できますよと言うことで、語学学校ルートでCo-opを受けることが出来ました。最初の英語クラスは4.0のクラスから始まりました。驚くことに日本人は8割くらいの人数でした。こればっかりは予想外で正直ガッカリしました。こうしてクラスは0.5ずつクラスが進級していきます。私は6ヶ月受けました。
語学学校の印象
クラスの年齢層は10代が多く、大学を休学もしくは卒業してから来ていた日本人達を考えて頂ければ想像が容易でしょうか。その中に社会人が20〜30代が数人ぐらいの感じでした。最初に授業を受けた時は関係代名詞から始まりました。私は文法書を全体的に勉強してから授業を受けましたが、やはり辛かったです。分かるとは思いますが、『英語』を『日本語』で理解するのと、『英語』を『英語』で理解するのは違いますよね。このクラスは4.0でしたがそれでもレベルが高く感じました。また、スピーキング力も日常会話程度は話せないともっと辛くなると思います。
クラス5.0になると成熟した大人のような人達が生徒でした。これより以下のクラスは言い方が悪いがちょっとおバカちゃん、本当に学生からのノリがあるような人達でした。そして当然英語を理解出来ている人もいれば、クラスレベル相当な英語レベルを持っている人もいました。
成績評定基準
毎回のクラスにはプレセンテーションがあります。クラスレベルが低いうちは内容はなんでも大丈夫でした。このプレゼンに重きが評定の重きを置かれているので、参加して、みんなの前で発表できれば進級できました。恥ずかしながら実際テストで8割も点数が取れなかったです。それでも進級できました。Co-opに進んだの生徒は残念ながら英語力が不十分のような人は私を含めていました。よく考えればこうでもしないと、クラスに生徒が貯まってしまい一方、語学学校に入学する人は当然いますので進級出来たのでしょう。そこで英語力が不十分と判断されればもう何ヶ月クラスを受けなければならない旨の話を聞いていたので、ホッとした反面、何度もクラスを受けていると英語力不十分な生徒で溢れてくるんだろなという印象を持ちました。
授業スタイル
ご存知の方もいるかものしれませんが、授業を受けるのにデジタル媒体が必要になってきます(コープも語学学校)。パソコン、タブレットなど。基本的にはパソコンがあれば十分ですがタブレットで授業を受けている人もいました。学校側が一冊の教科書を用意してくれています。内容は文法に重きが置かれた内容でした。教科書はPDFで事前に送られてくるので事前にパソコンに取り込んでパソコン内で開いて授業を受けていました。教科書の内容を一通り進めたら、生徒とお互い実際に会話練習を行いました。クラスレベルが上がるに連れて、グループディスカッションも多くなります。クラスレベルによるとは思いますが、会話力がある程度ないとやはり英会話は成立されるのは難しいと思います。
Co-op課程(デジタルマーケティング)について
コープの授業についても基本的にグループディスカッションが多くなるので授業が難しくなるでしょう。コープ:デジタルマーケティングの内容については別の記事で扱っているので、ここでは割愛します。コープはコースの半分は就業しなければディプロマをもらえないという鬼門があります。私は、残念ながら就業できませんでした。カナダの就職状況として求人票の8割はコネクションで決まるそうで、残りの2割をあまりの求人から求職者と奪い合うことになります。
カナダでの仕事の探し方は、1:店に直接出向いて尋ねる 2:ネットから求人に応募 3:コネクション になります。1番は何件回っても前向きな返事はもらえなかった。2番どんなに応募しても全くと言っていいほど返信がこない。3番わずかな期間でコネを作るのは難しく、すぐに結ぶつかなかった。と振り返りができます。よく考えてみれば、有効求人の全体のわずか2割を現地の人と他の学生と一緒に競争して仕事を奪う必要があるわけですが、そこで中途半端な外国人を雇いたいとは思わないですよね!?そう考えたらやはり実力不足が1番の原因と計画自体が無謀すぎたと言えると思います。
コーププログラムを利用して上手く行く人は、経験者、英語の上級者でなければ活かせないと思います。そうであっても現実的に仕事を得るのは極単に難しく感じました。留学となれば高額の金額が必要となりますので、手前で確実な計画がないと自爆行為に繋がる結果になると思います。
皆様の参考になればと思います。それではまた次回。
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